ゼロから始める自己分析

就職活動のための自己分析、やり方や面接への活かし方。

面接官はなぜウソを見抜けるのか

ウソを見抜くのは、実は難しくない。逆に言えば、ウソを信じさせるのは、君が思っているよりずっと難しい。この記事では、面接でなぜウソが見抜かれるのかを説明する。

 

f:id:seazee_htn:20190218213935j:plain

■普段、ウソがばれないのはなぜか

あなたはウソをついたことがありますか?全くないという人は、いないでしょうね。
では、ウソがばれなかったことはありますか?
これも、たびたびあるでしょう。子供のころなんて、ホラ交じりのウソばっかりですね。「初めてアイススケートに行ったとき、30分で滑れるようになった」とか、そんなやつ。
ウソがばれなかった経験は、誰にもたくさんある。だから、面接でもウソがばれないと思ってしまうのでしょう。その場で裏取りすることもできない、初対面の人間にウソが見抜かれるはずがない、と。
しかし勘違いしてはいけません。いままであなたのウソがばれなかったのは「言葉の真偽をいつわるウソ」だからです。つまり「今自分が述べた言葉が本当なのか、ウソなのか」だけを見られるウソだから。その場でウソだという根拠がなければ、まあだいたい信じられることになります。

■面接官はウソを見抜くのがうまいのか

「言葉の真偽をいつわるウソ」を見抜くのは、まあ普通の人間には難しいですよね。ウソ発見器でも使わないといけません。これは、面接官だって同じです。あなたがパッとしゃべったことを、本当かウソかすぐ見抜ける人間なんて、ほぼいないでしょう。つまり面接官だって、あなたの単発のウソは見抜けません。あからさまに目が泳いだりしなければ、ね。
そりゃそうです。面接官はウソを見抜くためにいるのではないのですから。面接官は“優秀な人材を見抜く”ためにいるのです。ウソを見抜くトレーニングするくらいなら、人を見る目を養うでしょう。

■なぜ面接でのウソは見抜かれるのか

しかし、面接官を2~3年もやった人なら、就活生のウソなんて見抜けるようになります。なぜだかわかりますか?「言葉の真偽をいつわるウソ」はつくのが簡単だけれど、「あなたがどういう人かをいつわるウソ」は、めちゃくちゃ難しいからです。あなたがどういう人なのか、30分間完全に欺きとおすのは、プロの詐欺師でない限り、不可能でしょう。人間には、“なんとなく違和感を感じる”というすごい能力があります。面接をウソで塗り固めた場合、(面接時間が30分だとして)30分トータルの印象で、「なんか違和感あるんだよな、この学生さん」という感覚を面接官は持つことでしょう。どの言葉がウソなのかはわからなくてもね。

■私が気づいたウソ

私の経験から、こんな人に違和感を感じました、という例を挙げておきますね。

  • 情報技術で世の中を良くするのが夢です!でもパソコン持っていません。大学入るまで触ったこともありません。
  • 計画性が私の強みです。でも旅行に行くときは行き当たりばったりです。
  • 集団での話し合いが円滑に進むよう、まとめ役をしました。(よく聞いてみたら、メールでみんなに呼び掛けただけ)

などなど・・・。こう端的に書くと、誰でもおかしいと気づくのですが、30分の面接時間の中に薄めてしまうと、意外に自分では気づかないものです。そして面接官には違和感が残る。

 

ひとつもウソをつくな、とは言いません。特に面接が苦手な人たちは、自分を過小評価していることも多く、少しぐらい盛ったほうが現実に近かったりします。私も学生さんに、「あなたがやってきたことは、他人から見たらこんなに価値のあることなんだよ」と言ってあげたこと、一度や二度ではありません。

しかし全てをウソで塗り固めるのは、結局あなたがどういう人なのか伝わりにくくするだけだということ、自己分析で自分の良いところをしっかり把握して、それを軸に話を組み立てれば、ウソなんかつかなくったって素晴らしい自己アピールができるはずだ、ということは、知っておいてください。ウソに知恵を絞るくらいなら、自己分析に知恵を絞りましょう。

www.jiko-bunseki.com

photo credit: Kalexanderson I doubt my mission for the Dark side - sir... via photopin (license)